JAみやぎ仙南などの総合農協では、組合員の営農と生活をより豊かにするために営農、生活、金融、共済、福祉事業など様々な協同活動を行っています。このページでは、おもにJAみやぎ仙南の特徴である、みやぎ生協との『産直活動』を主軸とした営農事業を紹介します。
Q.みやぎ仙南農協ってどんなところ?
みやぎ仙南農協は、お米や野菜そして鶏や豚を育てている人たち(生産者)と、それを食べる人たち(消費者)を結びつける仕事をしています。みやぎ生協も同じ仕事をしていますが、農協は主に生産者のグループで、お米の作り方や、豚の育て方をみんなで研究したり、作ったものを集めていろいろな所に売ったりしています。そのほかにも、みやぎ仙南農協は、納豆工場や地ビール製造など、地元で作った農畜産物を原料にして加工をする仕事もしています。
●みやぎ生協とは産直のパートナー(50年来の古い友達)
今から50年ほど前に、みやぎ生協のメンバーさん(消費者)や生産者の方々と始めた「顔とくらしの見える産直」で、生産者と消費者の食に対する思いを直接結ぶことで幸せを分かち合う「産消直結」への取り組みを行いました。そして、さらに未来に向けて新たな一歩を踏み出すために、この取り組みから生まれた商品に「めぐみ野」という名前をつけたことが由来です。JAみやぎ仙南では、1970年に旧角田市農協と鶏卵・鶏肉・豚肉の取り扱いから始まり、翌年からは野菜・梨が始まりました。当時は高度経済成長の真っ只中で、経済効率優先で安全性を軽視していた時代に、メンバーさんの後押しもあり安全・安心で美味しい産直品を作り上げてきました。その後、梅干し・納豆・牛乳などの出荷も始まり産直は大きくなっていきました。
このようにして築いてきた関係を「産消提携」といいます。
◎旬菜市場出荷店舗(管内めぐみ野生産者150名/出荷店舗24店舗) ※2023年3月現在
部会名 | 柴田地区 めぐみ野産直会 | 大河原 産直部会 | 川崎 産直部会 | 蔵王地区 旬菜部会 | 白石 出荷者会 | 白石 産直部会 | 角田直産 野菜委員会 | 丸森地区 産直部会 |
出荷店舗 | 岩切店 | 大河原店 | 榴ヶ岡店 | 愛子店 | 大河原店 | 黒松店 | 岩切店 | 荒井店 |
桜ヶ丘店 | 新田東店 | 国見ヶ丘店 | 白石店 | 榴ヶ岡店 | 桜ヶ丘店 | 富沢店 | ||
塩釜栄町店 | 八幡町店 | 新寺店 | 八幡町店 | 八幡町店店 | 塩釜栄町店 | 名取西店 | ||
長町店 | 高森店 | 大代店 | 西多賀店 | |||||
多賀城店 | 南小泉店 | |||||||
八木山店 | 柳生店 | |||||||
A&COOP店 | A&COOP店 | |||||||
店舗数 | 3店舗 | 1店舗 | 4店舗 | 3店舗 | 3店舗 | 4店舗 | 7店舗 | 7店舗 |
部会員数 | 5名 | 4名 | 11名 | 10名 | 11名 | 10名 | 66名 | 33名 |
Q.旬菜市場とは?
「産消直結」めぐみ野野菜は、生産者が規格と価格を決めて、育てた野菜に自ら価格ラベルを貼って出荷しています。種類が多く、鮮度を重視!ワクワクするような直売所のような雰囲気の売り場になっています。鮮度の良い生産者の自信作が揃います。また、規格外のふぞろい野菜が通常より安くお買い求めいただけるなど、価格メリットのあるものも扱っています。
◆産直生産物3つの定義◆
(1)産地と生産者が明確であること
(2)生産方法が明確であること
(3)生協と生産者の交流がされていること
●「めぐみ野」野菜の特徴
①使用する農薬を最小限に抑えています。
農薬の過剰な使用は、環境や生産者の体への負担になります。めぐみ野野菜は農薬を最小限に抑え、自然にも人にも優しい農産物になっています。
②誰がどうやってつくったのかが分かります。
1人1人の生産者が、1品目ごとに栽培記録簿(野菜の生育日記)をつけて管理しています。
③新鮮で美味しく、珍しい野菜も販売しています。
収穫してからすぐに納品しているので新鮮でおいしいです。他のお店にはない野菜も販売しており、毎日ワクワク感がある売場になっています。
④メンバーさんと生産者のつながりがあります。 メンバーさんに産地に来てもらったり、生産者が店舗へ行ったりして交流を深めています。また、JAみやぎ仙南では、毎年、交流活動(梨・いちご・梅など)を行っており、みやぎ生協のメンバーさんに収穫体験や圃場などを見てもらっています。生産者と消費者が一緒に交流するというのが最大の特徴です。
●みやぎ生協のお店や共同購入で探そうみやぎ仙南
みやぎ仙南農協は、南から丸森・白石・角田・蔵王・柴田・村田・川崎という農協が合併して出来た農協です。さてみやぎ仙南で作られている農畜産物や加工品にはどんなものがあるでしょうか。
(1)毎日食べるお米…袋の産地の名前をよく見てみましょう。
(2)お肉‥・めぐみ野豚・産直あか鶏・コープ若鶏
(3)めぐみ野野菜・果樹・‥旬菜市場・共同購入・グリーンボックス、いちご、梨、いちじくなど
(4)めぐみ野卵…平飼いしあわせ卵、蔵王育ち生協の卵。
(5)めぐみ野梅干…みやぎのふるさと梅干
(6)めぐみ野納豆・‥小粒納豆⇒納豆工場も農協の建物になります。 他にも、果物、牛乳、漬物・・・etc. まだまたたくさんあります!